金型補正サービス
新規アルゴリズム*による世界最高水準の滑らかな補正形状の実現
* 代表者(Ph.D)の知る限りにおいて
サービスの概要
金型補正とその有用性
金型補正とは、冷却時に収縮·変形する成型物の形状が成型製品の設計形状に近づくように、金型成型面の設計形状を修正する設計行為です(図1参照)。この行為を正確に行える技術があれば、成型物が形状仕様を満たすのに不利な低コストの成型条件でも、形状仕様を満たす高品質の成型物を製造出来るようになるので、成型製品の量産実現性を向上させる事ができます。
既存の金型補正技術とその課題
金型補正技術は、解析関数で表現された形状に適用できる金型補正技術(1992年の論文参照)、ポリゴンで表現された形状に適用できる金型補正技術(2015年の論文参照)、NURBSで表現された形状に適用できる金型補正技術(他社製品)に大別する事ができます。3番目の金型補正技術("NURBS表現型"金型補正技術)は、最も技術的に難しい分、最も適用可能な形状の自由度が高く、最も後工程での使い勝手に優れています。しかし、代表者の知る限り、既存の金型補正技術には、補正形状への局所的な意図しない曲率("局所的な曲率異常")を生じさせてしまう厄介な特性があります(図2左側·中央参照)。この"局所的な曲率異常"を後工程で取り除くのはほとんど不可能です。
当社の金型補正技術とその有用性
当社の"NURBS表現型"金型補正技術は、既存の金型補正技術と異なり、"局所的な曲率異常"を生じさせません(図2右側参照)。この技術を用いる事により、表面形状が性能に強く影響する成型製品の量産実現性を大幅に向上させる事ができます。
サービスの内容
成型物の形状評価データ(=設計形状からの成型物の変形量を示すデータ)を基に、金型成型面の3D-CADモデル形状を当社が開発した金型補正技術(=数値計算プログラム)を用いて修正致します*。
サービスの料金
お客様所有の三次元形状測定機の出力データに最適な金型補正サービスを提供します(是非、お問い合わせください)。 お客様専用にカスタマイズされた金型補正サービスは、4万円(税抜)~6万円(税抜)で提供いたします。
サービスの品質
一例として、グリッド状の出力データに対する金型補正サービスの品質をご紹介いたします(補正量500μmの3種類の形状に対して補正誤差1μm以下。詳細は、こちら)。
サービスの提供環境
一般的な取引環境(図3の詳細)
データ流出が起こり得る箇所:①メールサーバ(可能性:小~中) ②PC(可能性:大) ③USB(可能性:小)
注)①データ~メールサーバ 間:TLS ②メールサーバ~PC 間:TLS ③計算機はオフライン当社の取引環境(図4の詳細)
データ流出が起こり得る箇所:①会員専用サイト(可能性:小~中)
注)①データ~会員専用サイト 間:TLS ②会員専用サイト~計算機 間:TLS ③計算機:会員専用サイトとの通信のみ可会員専用サイトの安全性については、こちら
- 会員専用サイトは、ワンタイムパスワードを用いた2段階認証となっております。
- IPA監修の「安全なウェブサイトの作り方」における脆弱性対策は全て対応済みです。
- Mozilla Observatory セキュリティテストでは、ランク:A+ スコア:115/100です(2022年12月)。
注)会員専用サイトを用いずにメールでデータのやり取りをすることも可能です。
サービスご利用方法は、こちら